マイソールの朝。
ホテルでしっかり朝ごはん。サンバル、イドゥリ、チャトニ・・・一通りありました。
この日は朝7時半発で、チャームンディーの丘へ。
マイソールのシンボルとなっている眺めの美しい丘、らしいですが
目的は眺めより、そこにあるシュリー・チャームンデースワリー寺院です。
チャームンディー女神を祀るドラヴィダ様式の、ヒンズー教寺院です。
普段、寺院の内部にはヒンズー教徒じゃないと入れないそうですが、
ここは外国人OKです。
タクシーでぎりぎり行けるところまで行ってもらい、寺院へ向かいます。
目の前にカラフルな服の軍団が。いかにもジャイプールから来た人?と思ったらやはりその通りだったり、
全国あちこちから来られています。
写真の人たちが裸足なのは、巡礼中だからなんだそう。
寺院に着くとすごい人!!
ここも、靴持ち込み禁止。近くで預けます。
お供えの花を売る人、お守り?黄色く染めた紐を売る人、牛、サル、ごった返しています。
やさしい旦那さんのいい夫婦?な牛↓
すごく並んでいたんですが、20ルピー払うと列のほぼ最前列に割り込めるという。。。
「こんな商業主義になっているなんて驚いた。
寺院はお金とらないものなのに・・・。こういうのに一番厳しいのはケーララ州だけど。
ここがこんな風になっているとはねえ・・・。」と相方ががっかりしていました。
↓これはピークを過ぎてます。朝はめちゃ混みでした!
内部、撮影禁止なので写真がありませんが
神様の像の前で、前にいた女性が突然奇声を発して踊り始めました。
しばらくするとつまみ出されていました。。。
もちろんそういう宗派らしいんですが、ビックリした~。
寺院から出てくると、家族連れに声をかけられました。
ぺたんこ顔が珍しかったのか?
「うちの子と一緒に写真に写って!!」と、3歳くらいの結構でかめ(笑)の子を渡され、
だっこして写真におさまり、返そうとしたら
「待って!次はうちの家内も入るから!!」と、しばらく何故か知らない子をだっこしてました。。。
さて、周辺はいろいろ屋台などもあるのですがここはひとつ、ココナツを味わってみることに。
昔、ココナツジュースをベトナムで飲んだこともありますが、そんなに劇的においしくはありませんでした。
で、あまり乗り気でもなかったのですがここまで来たので。。。
おじさんにナタで頭を開けてもらい、
まずはストローを刺して飲んでみます。うん!くさみがなくておいしい。
飲み終わったら、おじさんに一度ココナツを返し、また割って実をぐるんとほじってもらいます。
そのココナツの殻のかけらをスプーンのようにして返してくれます。
これ!!これはおいしい!!刺身みたい!!
特に、水分いっぱいの端っこのやわやわ、とぅるんとしている所がすっごく美味!!
これを食べたら日本で売られてるやつなんて~!!という感じです。
上の写真がふつうので、下の写真が美味しい部分です。
途中、ナンディ(牛の神様)の像を通過したりしながら、マイソール駅へ。
駅に着いてみると、そこにはフリーダムな人たちが!
電車からホームの柱にひもを張って、洗濯物干してたり!
歌ったり!食器洗ったり!なんだこりゃ~と驚いたんですが、
「あ、あれ寝台列車の人だよ。列車貸切で周遊してる…」と相方、
なーんだそっかぁ!・・・って、あれ?それでもやっぱりすごくないですか?
満ち足りた気持ちで、マイソールをあとに。さよならマイソール!
そして、こんにちはバンガロール。
バンガロールへ戻ってきたのは、北インドはジャイプールに行く飛行機に乗るためです。
でももう一つミッションがありました。
ナンドス(Nando’s)の、ペリペリソースというものがあってめちゃ旨らしい。
という情報を知り、探してみたんですが昔日本のamazonでもあったけど、今はなく、
国内でナンドスのペリペリソース(ペリペリは唐辛子の意味)は入手不可能らしいのです。
で、調べてみるとナンドスのお店がここインド、バンガロールにあるのでした!
そもそもナンドスがどういうお店かというと、昔ポルトガルがアフリカにやってきたときにAfrican Bird’s Eye という唐辛子の存在を知り、Pili-Pili,ピリピリと名前を教えられたけれどもいつしかポルトガル風にペリペリと発音されるようになった。すぐにポルトガル人は料理にペリペリを使うようになり、今日に至る。と、HPにそれらしいことが書いてありました。
で、ポルトガル系南アフリカ人の人達が始めたレストランです。
鉄道のバンガロール駅から、バンガロール空港に行くまでの間、ここで有名なペリペリチキンを食べて、ペリペリソースを買って帰りたい!!
で、タクシー予約してたんですが、さっさと仕事を終わらせたい兄ちゃんは(時間で借りてるから損も得もないんだけど…)あからさまに嫌な顔。「空港しか聞いてなかったけど」とぶりぶり。「そんな住所わからんわー」というので笑顔で「じゃ、周りの人に聞いてよ」と相方。結局電話しつつ行ってもらったものの「チップもらわないとやってられん」と要求。
「そんなの、当然渡すつもりでいるのにさー、あんな要求されたら多く支払いたくないよなあ」と30ルピー最後に渡したのですが、、、。
あらっ、インドらしからぬ感じ…まるでスタバのよう
こういう感じは懐かしく落ち着きます(笑)
メニューでとにかくペリペリチキンも入っている、ポルトガルのご飯2人分みたいなものを選び
ソース売ってない?と見ると、ああー!いっぱい並んでる!!!
ペリペリソースはホット、ミディアムホット、エクストラホット、レモンハーブ、ワイルドハーブ、ガーリックがありました。
卓上ペリペリは瓶が違ってホットとミディアムホットとレモンハーブでした。
ホットが一番好みでした♪
で、ホットを購入したはずが、どうも興奮していたらしく家に帰ってみるとミディアムホット!どぐわーん。
ちなみにこんなかわいい袋に入れてくれました。
1つ250mlとたっぷり入って、350ルピーです。(550円くらい)
さー来た!!
焼かれたチキン2つと、レバーの酸っぱい煮込み、ポテト、そして
でっかいバンズと、サラダです!
これ、チキンはもちろんペリペリソースをかけて食べるんですが、もともとチキンもおいしいと思うんですが、とにかくソースがおいしい!!
ソースを味わうためのチキン!!
食べている端から、「ここに来てよかったなぁ」と相方も感動。
あとこの名前がわからないけど、すっぱいレバーの煮込みもおいしい!
ビバ!アフリカ!ビバ!ポルトガル!!
もともと、バンガロールでのご飯は2つ迷っていました。
かの有名なMTR・・・インド料理のレトルト食品メーカーです(画像参照)は、
ここバンガロールが発祥の地で、レストランもオープンしています。
でもやっぱり、こっちに来てよかったかも。MTR行ってないからわからないけど。。。
とにかくハッピーランチだったのでした。
コメント
コメント一覧 (6件)
寒いですね(><)寺院のレリーフとか、やっぱり独特で素晴らしいです。きれいなところですね。観光の人がすっごく多いのですね。で、やっぱり 食事がおいしそうです。朝からインド料理!でも、私もがっつり食べられそうです。チキンもおいしいそう。こちらのインド料理屋さんの味付けと同じような感じですか?それとも ちょっと違うのでしょうか。 0
ごった返すメンバーが、人、牛、サル・・・・賑やかですねぇ(笑)Nando's、牛津にもあります!ぺリぺリソース、探してみます♪ 0
駅の人々。歌うわ洗濯ほすわ。自由だね(笑)ペリペリチキン。旨そうね。すっぱいレバーも興味あるう。タマリンド味?って事?有名どころMTRより きっとよかったよ。MTR 裏でレトルト温めてたりして(笑)インド旅はインドの人といくべきだよね~つくづく思ったわ。 0
リンゴさま;さむいですねー!!寺院、いい雰囲気でした。シンガポールでヒンズー教の寺院に行ったときはものすごい量のカラフルな像に圧倒されてしまいましたが、ここはそんなことないので。。。日本でいうと、お遍路さんがいくお寺みたいな感じで、観光というよりお参りの人が多かったです。チキンは、ポルトガル料理なので、全然別モノでしたよ!パリッとオーブンで焼き上げたチキンです(^^) 0
ninuckeyさま;ロバとか犬、本当にいろいろいました。。。特に北部で猿が多かったのでまたアップします!近くにナンドスがあるなんてうらやましい~~!!イギリスは半分セルフサービスみたいなカジュアルな感じみたいですけど、インドはみんな物価からしたらかなり高いレストランだし、数少ない愛想のいいサービスを受けられるレストラン、って感じでした♪ 0
mami先生;まさにフリーダムでした!レバーは、多分あれはワインビネガーです。先生に前教えてもらったポークビンダルーのような酸味だったので★ぐぐってみたら、やっぱりレバーの煮込みって酸っぱいのが定番らしく、レシピを知りたい今日この頃です。うらでレトルトあっため・・・ありうる(笑) 0