ジャイプール2日目。
この日は、早起きしてアンベール城へ。
城に行くには結構な坂道なんですが、象のタクシーに乗ってそこまで行けるのです。ただし、7時半のオープン頃に行かないと、長蛇の列&途中打ち切りもあるので7時半着で出発しました。
人はまばら。準備中のあんちゃん達。
象はカラフルにお化粧されているのや、そうでないのや。
「僕たち家族の写真を撮ってくれ!!」と言われて、言われるがまま撮る。
後ろ、息子さん??すごく足が長いですわ。
今はスリムだけど、お父さんみたいになるのかなぁ。
さて、乗り場に並び、いざ出発。
ゾウ1頭につき、2人まで乗ることができます。
まだ霧がかった中、幻想的とまでいわないまでも雰囲気のある景色です。
ゆっくり、ゆっくり揺られていくのは風情があってよかったですが、
ひときわ小さな象だったので、ふー、ふーと息が荒くて大変そう。・・・ガンバレ!!
一番上の広場が、タクシーの降り場です。
乗り場には、No Tipと書かれてますが、やはりくれくれと言われる。
でも特段何のサービスも受けてないし、感じのいい人でもないし、もちろんお断り。
さて階段を上ってアンベール城の建物へ。
最初に見えてくるのがガネーシャ門。モザイクできらびやか★
アンベール城は、かわいいモチーフが多いです。
日本のお城みたいに、武士!!という感じはしないなあ。
もろにロマンチックな柄。ラジャスターンらしいです。
このお城、遠くの山の上にあるジャイガル要塞と昔は同じひとつの宮殿だったそうです。
そして、地下トンネルでつながっているようです!
そんなすごさも秘めつつ、またカワイイモチーフ発見。
アンベール城を帰りは徒歩で、下のゾウ乗り場まで行きました。
9時ごろには大行列、おそろしいことになっていました。。。
次は、アンベール城から歩いても行けるくらいの近さのアノーキー・ミュージアムへ。
アノーキー、とついていますがあのジャイプル・ブランドAnokhiとは関係のあるようなないような、みたいです。最初は関係あったんでしょうけど、ショップもオリジナル商品だし、展示してあるものも特にアノーキーのものではなく。。。
こんなところを車で?という道を行き、KHERI GATEのすぐ右側にあります。
ちなみにここ、10時半オープンで、お城に朝から行くとけっこう待たないといけないので、時間配分が難しいところ。
入口はカフェになっているので、熱いジンジャーの飲み物を頼み、お城を眺めて待ちました。
中は、いろいろなテキスタイルがあって布好きには楽しいです!!
これは昔のターバン。
木版の作成の光景も見せてもらえたり、
自分でブロックプリントを実際に体験し、オリジナルのハンカチやTシャツも作れます。
帰り道に見えた、水の宮殿をパシャリ。
ここで車から降りて撮影していたら、「私も一緒にー!」と無理やり子供が入ってきて、
しかもあとから10ルピーくれと言われました(--;)
その場で写真を速攻削除。こういうのめんどくさい。
その後は、これまたジャイプールで有名なレストラン、ニロスへ。
ここも80%外国人ですが、まあ美味しかったです。
ところで!!
スパイス料理を食べると鼻水が出ませんか??
でも、インドって食事中鼻をかむといやがられるんです。そこは西洋と違います。
しかも、不浄の意識が根強いので、
鼻をかみ終わったティッシュを机に置いていたりすると、とても嫌がられます。
ウェイターさんも持って行ってくれません。
あとで皿洗いの人がしかたなく回収してくれるのか?わからないんですが。。。
とにかく鼻をかめないのがつらかったです。
ニロスのお向かいは昨日行ったラッシー屋さんなのでまた1杯くいっと!!
で、駅に向かいます。
今回は寝台列車でアグラへ。そう、タージマハルのあるアグラです。
相方と2段ベッドになっている感じで、お向かいは老夫婦。
つつましく暮らしている感じのお二人でした。
「夫婦なの?」「何買ったの?」「見せて」という会話になり、
ANOKHIで買ったものをひとつひとつ、値札チェックする奥様。
「このシャツ450ルピーって!!普通30ルピーくらいでしょ」と、心臓の止まりそうな顔で奥さんが言うと、
「こらっ!この人たちはこれで満足して買ってるんだから、そんなこと言うもんじゃないよ!!」と厳しくたしなめる旦那さん。
「まあ、確かに縫製もいいしね。。。私お針子なのよ」と必死でフォローする?奥さん。
やっぱりアノーキーは外国人価格だよね、というと
「デリーには行く?コンノートプレイスのジャンパトマーケットだと、子供服2ピースで150ルピーくらいだよ」とアドバイスされました。
しばらくすると、奥さんは眠くなり、横になって伸ばした足を座っている旦那さんの膝に。
それを見ていた相方が、
「いい夫婦だなあ。この年代で、こんなふうにして許す夫って、あまりいないよ。」
二人の、愛情が垣間見えるステキご夫婦でした。
さあ、もうすぐアグラ!!
インドの電車は、走行中に普通にドアが開きます。
落ちないように要注意。
そろっと顔を出してみます。
つづくぅ!!
コメント
コメント一覧 (8件)
ジャイプールで象にのりました私も(笑)そしてアグラへゆきました(笑)すべてツアーでしたけどね。猿もみた!けど寝台車は経験がない。のってみたいな。そうそう、買い物はインド人と一緒でも現地の人より高く買ってしまうのね(笑) で、omiyageさんも列車の夫婦みたいになれたらいいね。 0
しかし、いろいろ回られて堪能されてますね!うらやましいです。ここは 中心部から離れているのか 何となくノスタルジックでいいですね。柄もパステル調でとても素敵です。ぞうさんもお洒落ですね。私はタイでしか乗ったことがないですが、結構 高さがあって驚きました。スパイスの匂いをかぐと私も鼻水が出るかも。カレーはほうれん草でしょうか。また、カレー食べたいです(笑) 0
アンベール城 のモチーフ、かわいいですねぇ色の薄さというか、組み合わせが独特で素敵♪列車の中の写真、すごく好きです(笑) つづきが楽しみでーす 0
象タクシー、乗ってみたいです!早朝だと、清々しそうです。ちなみにインドのご家族、写真を撮ってもらっても後で見られるわけじゃないですよね?なんで撮ってほしいんだろう(?_?)電車で同席されたご夫婦、えぇ話やーー。ステキです。インドって、大らかでワイルドな国なんですね。続きも楽しみにしてます^^ 0
mami先生;やはりこれはお決まりコース(笑)寝台車は、数時間だったけどスーツケースが普通席だと置きづらくって・・・でもほんと、意外と寝れるしよいと思いました!列車のご夫婦にはまだ道のりありますが、、、がんばります(^^;) 0
リンゴさま;インドかなり満喫しました!!リンゴさんがインドに行かれたら、いったい何GBのメモリーがいるのでしょうか?!このお城、雰囲気があってなかなかよかったです。そうそう、お城の中に外国人用の服屋さんがあって、そこがもう恐ろしく値段が高くスカート数万円(@@)の世界です。朝は開いてないので行きませんでしたが。。。やっぱり鼻水でますよね。。。カレーは、辛口ホウレンソウでほんとに辛かったです。でもカレー食べたいですよね^^ 0
semasemaさま;モチーフ好きにはたまりませんよね!!あの繊細な感じ、「豪華絢爛」「質実剛健」とまた違い、こんなのいいな・・・と思いました。列車お好きなんですか(笑)つづき頑張ります!! 0
ninuckeyさま;早朝の象タクシーはおすすめです!人が少なく空気もまだ、起きたてって感じで幻想的です。インド家族、私も不思議なんですが。。。いちおう画面で見せると、「うむ!」と納得してそれで終わりなんですよね、どの人も。。。ご夫婦は愛情の歴史がありました、やっぱり。若いときはみんな血の気が多そうでケンカも多いイメージがありますが、こんな風になれたらよいですねぇ~~^^ 0